〒760-0066 香川県高松市福岡町3丁目11-27
妊婦健診・更年期の相談・がん検診 他の婦人科疾患の相談など、女性特有のお悩みや不安・気になること、女性医師が診療いたします
Medical
診療案内
診療について
女性の身体は、世代ごとに女性特有の悩みや不調が出てきます。
初期段階では気づきにくく自覚症状がない場合もありますので、定期的な婦人科検診をおすすめ致します。
気になる症状やいつもと違うと感じることがあれば早めに受診されてください。
・妊婦健診
妊娠中の健診は非常に重要です。お母さんとおなかの赤ちゃんの状態を把握し、妊娠が順調かどうかを確認するために行われます。当院では出産はできませんが、希望される方には妊婦健診をいたしております。妊娠中は体に様々な変化が起こりますので、自覚症状がなくてもトラブルが隠れている可能性があります。通常は以下のような間隔で健診を受けることが推奨されています。胎児の育ち具合や、ご自身の尿や体重等の健康状態を確認しておきましょう。健診日ではなくても、つわりがひどい時や、出血や腹痛など異常を感じた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
妊娠23週(6か月)まで:4週間に1回
妊娠24〜35週(7〜8か月):2週間に1回以上
妊娠36週(10か月)〜出産まで:毎週1回以上
・更年期の相談
更年期は女性に限らず、男性にも訪れる自然な生理現象であり、病気ではありません。そのため薬を使わずに改善することができる場合もあります。症状が軽い場合は、趣味や運動を通して、ストレスを発散して更年期を乗り切ることができます。症状には個人差がありますが、日常生活に支障をきたすような症状がある場合は、我慢せずに専門家の治療を受けることをお勧めします。
漢方薬:生薬を使用した漢方薬は、更年期の様々な症状に有効性があるとされています。更年期症状は個人によって異なるため、適切な漢方薬も異なります。自分に合った漢方薬が見つかれば効果的です。
ホルモン補充療法(HRT):体内で欠如した女性ホルモンのエストロゲンを補う飲み薬や貼付剤、塗布剤です。更年期以後にも、骨粗鬆症や動脈硬化の予防にも役立つといわれており、女性の健康に大変役立ちます。投与スケジュールはそれぞれの状況よって異なる場合がありますので、適切なスケジュールを決定することが重要です。
・がん検診
子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんの2つの主なタイプがあります。近年、比較的若い年齢層でも子宮頸がん が増加している傾向が見られます。検診は、がんだけでなく子宮筋腫や卵巣嚢腫などの病気も発見する機会です。これらの疾患は早期発見が重要です。
-
子宮がん検診はいつ受けるのですか?性交経験が1回でもあれば、毎年検査を受けることを推奨しております。10代の方も受けることができます。
-
子宮がん検診はどんな健診なのですか?子宮頸部の粘膜面に発生する子宮頸がんは、性交渉で感染するHPVが原因で起こることが分かっています。子宮頸がん検診は、子宮頸がんを早期発見するための検査です。HPV検査も行うことで自分がどの程度子宮頸がんにかかる可能性があるか調べることができます。ハイリスクタイプのHPVウイルスを持っている場合、子宮頸がんを引き起こしやすくなります。
-
検査の方法はどのようにして行うのですか?子宮頸部をブラシ等で擦りとって細胞を採取し、顕微鏡で観察して異常の有無を調べます。痛みや出血はありません。
-
子宮体がんは、どんな人がなりやすいですか?40〜60代の方や肥満体質の方、不妊の方、未経産婦の方、無排卵周期症の方、多嚢胞生卵巣症候群等の方に多いです。
-
子宮体がんの症状はありますか?閉経後の不正性器出血が主な症状です。初期の段階では痛みはありません。出血が少量の場合は褐色から黄色帯下になり、子宮内が感染すると膿性になります。がんが骨盤まで広がると痛みを伴います。
-
子宮頸がんワクチンはいくらなのですか?初回説明料が3,000円、 2価 4価ワクチンは、16,500円を 3回打つので、合計税込 52,500円となっております。 9価ワクチンは、 34,000円を 3回打つので、合計税込 105,000 円となっております。
妊婦健診、更年期の相談、がん検診、婦人科疾患の相談、お任せください
より多くの女性が生涯を通じ、心身ともに健康な生活を送れるように、微力ながらお手伝いしたいと考えております。生理の悩み・感染症・不妊・更年期・思春期の悩み等々、デリケートな診療科目ですので、患者様ができるだけリラックスして診療に臨んでいただけるよう、クリニックの雰囲気づくり やスタッフの丁寧な応対などを心掛けております。また、毎日の生活やお仕事で忙しい女性が気軽に受診できるクリニックでありたいと思っております。
鈴木レディースクリニック 院長 鈴木 恵子